【東民】象嵌蛇と松60×15ミリ/寸胴鞘付/実印/DS
【東民】象嵌蛇と松60×15ミリ/寸胴鞘付/実印/DS
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- 在庫僅少
【こちらの商品は1本限定です】
■象牙【東民】60㎜丈×15㎜丸象嵌蛇と松実印です
商品の特徴
非常に貴重な東民によって蛇と松の象嵌を施した、印章です。
最大の特徴は、伝説の象嵌師でもある東民による作品であること。
デザインの特徴
蛇のモチーフ:このデザインには蛇が描かれており、力強さや神秘性を象徴しています。蛇は古来より再生や知恵を象徴する生き物とされており、ここではその神秘的な存在感が際立っています。
松の木:松の木は長寿、不老不死、そして永続性を象徴する日本の伝統的なモチーフです。このデザインでは、松の幹や枝、針葉が細かく描かれており、自然の力強さと調和を感じさせます。
金色の実:松の木に金色い実が描かれており、自然の豊かさや繁栄を象徴しています。この実が、デザインに色彩のアクセントを加え、全体の調和を高めています。
全体の印象:この印材は、蛇と松の木という二つの強力な象徴を組み合わせたデザインであり、力強さ、長寿、繁栄を象徴するものとなっています。細部まで丁寧に描かれたモチーフは、高い芸術性を感じさせ、伝統的な日本の美意識が反映された上品なデザインです。この印材は、持つ者に力強さと長寿の願いを込めた特別な意味を持つものであると考えられます。
東民
繊細な象嵌技術で知られる名工。
彼の作品は非常に精密で美しく、その希少性から高く評価されています。
後継者がおらず、同様の作品が今後作られる可能性は低いとされています。
印材やケースの詳細
■印材の詳細
印材の長さはスタンダードな60㎜。
印面は最も使いやすい15㎜。
ところどころうっすらと色焼けが見られますが、本物の証とも言え、大切に保管されていたことがわかります。
ただし今回はその部分を鑑み、デッドストック価格とさせていただきました。
■ケースはKF製
ケースは印材に最適なトカゲのKFケースをご用意しました。
KFケースの凄みは、鞘付きでさらに深みを増す点です。
ケースを開けると、印材が収まる底部分だけでなく、蓋側も印材の形に合わせてくりぬかれています。
その見事な凹凸が、豪華さだけでなく、緻密さも感じさせてくれます。
印の素材の最高峰は今も変わらずに象牙であることは言うまでもありません。
捺印した際の印影は、鮮明かつきめ細やか。
時間の経過と共に美しさを増していく様は、象牙をおいて他には存在しません。
また天然材特有の品質は初代より「象牙の品質はお店の信用」の言い伝えを元に、全て店主の目利きを担保にし、国内最高峰の素材のみを厳選して安心を提供します。
いずれも他ではなかなか手に入らない至極の一品。
本物は歴史が証明しています。
納期は通常1週間程度、イメージチェックありで2週間程度頂いておりますが、お急ぎのお客様には十分対応できる体制をとっております。
どうぞ遠慮なくご相談ください。
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カテゴリ デッドストック
用途 実印
素材 象牙/東民/極上
印材の直径 15㎜丸
印材の長さ 60㎜丈
印材のオプション 象嵌(蛇・松)・鞘付
ケース/表側 トカゲ革・ニッケル枠
ケース/内側 鶴亀×赤フラッシュ
ケース/肉池 セル蓋付
彫刻内容 フルネーム
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マスターピース・デッドストックとは
鈴印にはプレミアム印章専門店として、他にはなかなか手に入らない貴重なアイテムが揃っています。
それらを通常ラインナップと区別するため
- 鈴印初代より専用セラーによって大切に保管され続けてきた、二度と手に入らない逸品:マスターピース
- 歴史ある店舗様に眠っている、希少かつ状態の良い素材のみを厳選し、特別価格にて提供するアイテム:デッドストック
以上、大きく2つのカテゴリーに分けています。
象牙印材の特徴
【象牙の魅力】
古来より印鑑として最高の素材は象牙と言われています。
その理由はアイボリー色の美しさや、所有欲を満たすだけでなく、他の素材では代替えできない特徴を備えるからです。
最大の魅力は、エイジング。
使うほどに写りが良くなり、印鑑としての性能が上がっていく点にあります。
象牙は象牙質と呼ばれる人間の歯と同じカルシウム成分のため、朱肉を付けるごとに朱の油を吸い上げていきます。
そのため使えば使うほど朱肉に馴染み、結果的に写りが良くなっていきます。
【象牙の硬さ】
天然素材の中では最も硬いのが象牙です。
硬いこと=丈夫であると言えます。
一方で「硬いと捺しにくい」と思われている方もいますが、印鑑は硬いほど捺しやすいのです。
例えばガラスの上で捺印した場合、綺麗に捺せるのは歪みの少ない硬いものであることは想像できるかと思います。
硬い平らな面と相性が良いのは硬い平らなもの、つまり丁寧に面を平らにした硬い象牙は、捺印に最も適しています。
【象牙のとり出し方法】
鈴印の象牙は全て職人が手でとり、職人が手で彫っています
象牙のとり出しに関して、現在は機械化が進んでいますが、鈴印で仕入れる象牙は全て職人の手作業によるものです。
手作業だからこそ分かる品質、手作業だからこそできる一切の無駄を出さない加工。
人の手は全てを理解し、最適解でとりだします。
彫刻方法
象牙材は全て手書きで文字デザインをし、手で彫ります。
細かく分けると8工程を経て、美しい文字、捺印しやすく、唯一無二を実現しています。
書体の選び方
手彫りと最も相性が良い書体は、印相体や篆書体などの、曲線を多用する書体です。
また最近では文字デザインに職人の意匠や個性を反映しやすく、複雑で重みのある印相体が一番人気。
他にもオシャレな雰囲気のSK印相体Ⅱや、お札にも捺してあり歴史を感じる篆書などもオススメです。
ケースの詳細
ケースはこちらも日本でただ1人の、手作りの職人が手がけたKFケース。
手でとり出した印材に合わせ、1つ1つ作り上げています。
象牙の取引について
国内での象牙製品の製造や売買は、ワシントン条約および日本の法律で正式に許可されているため、合法です。
しかしながら、全く自由に取引が許されているわけではありません。
絶滅のおそれのある野生動物の種の保存に関する法律によって、象牙製品等の製造・売買を行う事業者は登録が必要になります。
鈴印は種の保存法に基づき、特別国際種事業者(象牙製品等を取り扱う事業者)経済産業省 登録番号 第02931号として環境省及び経済産業省管轄のもと、ルールに基づいて象牙印鑑、材料の取り扱いを行っておりますので、安心してお求めください。
鈴印では象牙の真実をまとめた「象牙専門」サイトを運営しています。